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三菱重工業株式会社 企業情報

Dec 16, 2023

プレス情報

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・MHIET、500kW 6気筒100%水素エンジンの技術評価を実施・相模原工場内に100%水素エンジン発電機と水素供給設備を設置し評価し、製品の販売を通じてカーボンニュートラルへの貢献を目指す

相模原工場内設置場所

技術評価用水素エンジン発電装置セットのイメージ

2023年7月6日、東京 - 三菱重工業(MHI)グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社(MHIET)は、カーボンニュートラル(注1)へのロードマップで言及されている水素燃焼エンジンと発電機の開発を進めています。三菱重工グループの「MISSION NET ZERO」宣言を支える製品の一つとして商品化を決定しました。

MHIETはこれまでに、産業技術総合研究所の6~16気筒ガスエンジンGSRシリーズを改造したシリンダーボア170mm、ピストンストローク220mmの単気筒エンジンにおいて、100%水素を安定燃焼させる技術を確立した。技術(産総研)。

実用化に向けた次のステップとして、試験で得られた知見を活用して出力500kWの6気筒100%水素エンジンを開発し、発電機セットに組み込んだ。 水素エンジン発生装置と水素供給設備は相模原工場内に設置され、まず供給設備の建設工事が開始される。 水素トレーラーで運び込まれた高圧の水素ガスを減圧し、発電装置に供給する設備です。 水素エンジン発電装置セットの技術評価は2024年度に開始する予定。

新開発エンジンの燃焼性能、出力性能、信頼性などを徹底的に評価します。 水素は取り扱いに細心の注意を必要とするため、発電装置の安全システムは厳重に監視されます(注2)。

レシプロエンジンはその独特の構造により、さまざまな燃料を燃焼させることができます。 水素エンジン発電装置は、電力需要に応えながらCO2排出量がゼロであるため、分散型電源システムのカーボンニュートラルを実現できるエネルギー転換の有望な技術と考えられています。 MHIETは、十分に検証された水素燃料エンジン製品の世界への販売を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。

■単気筒エンジンで100%水素を安定燃焼MHIET、純水素による水素エンジンの燃焼試験を実施 ~産総研と共同プロジェクトで100%水素燃料の安定燃焼を目指し、脱炭素・水素経済の実現を目指す~

■コージェネレーションシステム用商用ガスエンジンにおける水素混合燃料の定格運転東邦ガスとMHIET、コージェネレーションシステム用業務用ガスエンジンの都市ガスと水素の混合燃焼試験運転に成功 ~国内初、水素混合燃料燃焼率35%での定格運転を実現~

■今後の展開

三菱重工業 (MHI) グループは、エネルギー、スマート インフラストラクチャ、産業機械、航空宇宙、防衛に及ぶ世界有数の産業グループです。 三菱重工グループは、最先端の技術と深い経験を組み合わせて、カーボンニュートラル世界の実現、生活の質の向上、より安全な世界の確保に役立つ革新的な統合ソリューションを提供します。 詳細については、www.mhi.com にアクセスするか、spectra.mhi.com で当社の洞察やストーリーをご覧ください。

■単気筒エンジンで100%水素を安定燃焼■コージェネレーションシステム用商用ガスエンジンにおける水素混合燃料の定格運転■今後の展開